白蛇:縁起 で溢れたきもち
我らが佐久間大介の初主演声優作品『 白蛇:縁起 』 を見ていろんなきもちが溢れてきたので、素人目線で感想を書き殴っていきます。
(微妙にネタバレありかもしれないので未鑑賞の人は控えてね…………)
元々中国アニメーションがずっと見たくて、しかもフル3DCG。そのうえ、我らが佐久間ニキ初主演声優作品で主題歌もSnow Man。
チーズケーキに生クリームとベリーソースが付いてくるぐらい心弾みますよね……(?)
でも中国古来の伝承の前日譚と聞いた時、
「漢字多い!なんか難しそう!とりあえず見に行ってみよ!」って感じでした(アホ)(そもそもこの前情報も合っているのか定かではない)(アホ)
なんとなくさくまさんの写真を持っていき、1人でワクワクしながら鑑賞しました。お腹へってたのでチュリトスも食べた(いら情)
結果から言うと
ボロ泣きした
鑑賞してから数時間経ってる今も少し放心状態。
そして縁-YUÁN-鬼リピ、今何回目かも分からないサビ突入
白、宣、お前らは絶対に幸せになってくれ頼む
というか幸せにならなきゃ私が怒る(誰なの?)
◎ さくまさん
さくまさんが演じる宣、贔屓目なしにもめちゃくちゃ それはもうめちゃくちゃ良かった
プロの声優さんと比べてしまったら、正直に言うと足りない所もあるのかなあと。でもそれは当たり前のことであって、声優が本職じゃないし学んできた訳でもない。
けど「アイドルの初主演」であの完成度は、素人目から見ても本当に本当にすごいと思うの…。
息遣いや短いアドリブ、台詞の抑揚
全てが違和感なく自然に演じられていてびっくりした…
ここでいう「さくまさんの上手さ」っていうのは、声優さんのように【完全に声色やトーンを変えて演じる上手さ】ではなく、【そのままの声色の中でアニメ向きの言い回しや抑揚が使えてる】っていう上手さだと思っていて(伝われ)
しかも今回の場合、その雰囲気がものすごく" 宣 "というキャラクターに合っていて怒涛の感情移入フィーバーだった
この子、本当に良い子
警戒心が強かった白の心をすぐに開かせてしまうほどの真っ直ぐさや純粋さが、良い意味で作り込まれていないさくまさんの声とぴったりだったんだよ~~
実際レビューを見ると、
「主演の男の子、ジャニーズの人だったんだ。違和感無かった」
って言ってくれてる人がたくさんいてものすごく嬉しかった…
菓子折り持って突撃していいかな………
というか元々365日腹式呼吸のさくまさんがここまでのレベルに到達出来ているのは当たり前か、そうだよな(結局贔屓)
他のキャスト陣についても語りたいのだけど、(プチ)声優オタクを発揮して収拾がつかない事になるので泣く泣く割愛……
ただ一言だけ言わせて欲しいのが、道士役・石川界人のヌルッとした声であのキャラはサイッ コ~~~~~でしたね……
The声優!みたいなあの綺麗な声のお陰で良い感じに「道士鬱陶しいな~」と思ったそこの貴方、大天才・石川プロの術中にハマってますよ(ヒロアカの飯田天哉くんやってます)(広報担当?)
◎ ため息が出るほどの映像美
そして作画に関しては目玉飛び出るかと思うくらい美、美、美。
とにかく「美」
髪の毛が " 見える "んですよ……
花びらの繊維も、麻の生地感も、全てが " 見える " 。
背景が引きの画になった瞬間の壮観さたるや。
紅葉が色付く村、巨大な滝が光に照らされている様子、高所から見下ろした時の夕焼けに染まる建物
そして宣と白の思い出にもなっている、たんぽぽの綿毛が風に舞うシーン(膝から泣き崩れる絵文字)
どこを切り取っても繊細で、儚くて、宣と白の心情にもぴったりで1枚絵だけでも ヴッ となるぐらいでした
あと本編では冒頭でしか使われてなかったと思うんだけど、水墨画タッチで描かれているのも見応えあったな~~
中国作品ならではの見せ方で一気に引き込まれたし、" 現代的 "なCGに伝統的な" 古来 " の手法である水墨画が使われる事によってそのシーンがグッと締まる感じがしてめちゃくちゃ良かった……
そして映像美が故の蛇の鱗のリアルさ。冒頭でアップになったとき、少しゾワッとしたレベルでした。集合体恐怖症の人、冒頭気をつけてください(?)
◎ 縁-YUÁN-
発売されてから今まで何気なく聴いていたこの曲も、本編が見終わると歌詞の意味を全て理解してしまってエンドロールでぼろぼろに泣いた。
もう宣と白じゃん
(主題歌だからそりゃそうだよ)
千年之恋 いま時を超え
積もる この想い すべて 伝えて
永遠に 我愛你 旅の果て
同じ河を渡ろう
本編見終わったあとにこれは無理じゃん…?
もうそのものなんだって…本当にこれなの…
もう全人類早く見て………
その作品を大いに象徴する大事な「主題歌」を同じタイミングで2曲も発表出来たすの~まん、本当に誇りでしかないなぁと。
主題歌って、曲を聴いただけであの時感じた感情や大好きな1シーンを思い出すことが出来るからそれはもうめちゃくちゃ強みになるわけで。そして必然的にSnow Manファン以外の人の耳に触れる機会もいつもより多くなる。
HELLO HELLO 、縁-YUÁN-
この2曲が大勢の記憶と心に残ることがなによりも嬉しいし、作品とともにたくさん愛されて欲しいと心底思った。
だらだらと長く書いてしまったけど、とにかくこの作品は全オタクが見るべきだと大声で叫びたい。
今までの数百倍、縁-YUÁN-に感情移入できるのですぐに劇場へ行ってください。
そして 声優・佐久間大介 としてこれからもたくさんお仕事が増えるといいな~!
縁-YUÁN- 無限ループしたままここでおわります
おわり
黒影組について
語彙の無さがタイトルから伺えますね(諦)
タイトル通り、黒影組についてです。
ここ最近の彼らへの感情移入が凄まじい事になっていて、自分の気持ちや考察をどこかに纏めないと爆発しそうになり、今これを書いてます。
公式設定がないから謎が多く、完全に「しがないオタクの自己満考察」になるから、長い独り言だと思って暇な人は読んでいってください……
(公式設定をまとめた本を早急に出して欲しいと切に願う日々)
-官兵衛が抱く2人への期待
作品に登場する敵組織は、大きく2つに分類されると思っていて。
- 組織内で絆や情があるタイプ
- 利害関係の一致のみで成り立ってるタイプ
黒影組は完全に後者なんですよね
以蔵も半兵衛もそれぞれの野望を持っていて、それを叶えるのに適しているのが官兵衛が言う"世直し"なのかなと……
2人が官兵衛に"拾われた身"だとしても、そこに【感謝】や【恩返し】なんてものは多分欠けらも無いだろうし、官兵衛自身もそんなものはきっと求めてない
のに、2人に期待を抱いてしまってる官兵衛(しんどい)
『その心意気だ 地獄を恐れるな』
『以蔵、お前がその気になれば最後の仕上げの日も近い』
『それこそが我らが願う世直しとなろう』
冒頭での官兵衛の台詞。
【冷血で残酷な人】というイメージを持ちながら聞くと、少し引っかかるんじゃないかな~…と。2人に対して何の感情もなく、"世直しの為のコマ"としか思ってないのならこんな事はまず言わないんじゃないかなぁ……
期待をしている時点で、官兵衛には悪に染まりきっていない人間らしい"情"があるんじゃないかと。
それが確信へと変わったのは、最後に以蔵が新吉を庇うシーンでの官兵衛のあの表情
やっぱり情あるじゃん……
普通に見てれば「そりゃ怒るよな~」って感じなんだけど
黒影組へのフィルターが強めにかかってる私は、
『1番人間らしいじゃん...怒りに任せて皆殺しにしろって言ってるけど、その裏には自分でも気付いてない悲しみがあるんじゃないの...だからそんな表情するんでしょ……』
何十回見ても胸を抑えながらこう思ってます。
(こう思えるのは、黒田官兵衛を完璧に演じてくれている康二の演技力と解釈のお陰でもある...ありがとう...)
2人に期待をしている事、以蔵に裏切られた瞬間
そこに"情"がある事は、官兵衛含め誰も気付いていないんじゃないかなと勝手に思ったり…。
「皆殺しにしろ」
この台詞は、怒りが混じった悲痛の叫びにしか聞こえなくなってるからいつもいつも辛くなる でも本人はきっと自覚してない、誰もそこにある"辛さ"に気付けない現実があるのかなぁ...と思うと、いたたまれなくなる。(そのうち道端のたんぽぽにも感情移入しそうな勢い)
-以蔵と半兵衛
この2人に関してはただの人物像の考察になるけど書きたいので書きます(ここまでもずっとただの考察)
【半兵衛】
完全に予想だけど、絶対昔は一匹狼だったでしょ…?
斬ることにしか興味がなくて、(一応)仲間である以蔵の事を容赦なく斬ろうとした = "群れる"ことに対して何とも思ってないって感じなのかなと。多分そう。(官兵衛が斬られそうになった時に庇ったらそれはそれで激アツではあるんですけどね)
百人斬りへの異常なまでのこだわりを見ると、
斬ることへの執着心・悦び
これが強いのかな~~と。そういう愉快犯っぽい思想を持つ悪人が自分のこだわりを壊された時に見せる「本当の顔」があるから、めぐろさんの演技でそういうのも見てみたいな~!
ちなみに半兵衛さん、以蔵に裏切られた時の表情は官兵衛とは対照的に不気味な笑みさえをも浮かべているのであの状況を心の底から楽しんでたんでしょうね。「おもしれぇ」ぐらいにしか思ってなさそうですよね。最高。
【以蔵】
以蔵はとにかく落ち着いてて、感情を表に出さないけど過去の事が原因でもあるのかな~と思ったり。
「世の中が変わっていればお前の妹・小春も無駄に死ぬことはなかっただろう」
官兵衛のこの台詞から考察すると妹の理不尽な死が、彼が感情をしまい込む1つの原因になってしまったのかな~。以蔵は、2人とは違って悪人だけを斬ってたっぽいし……
「仕返し?そんなことは望んだこともない」
でも復讐心は無さそうなのが不思議なんだよなあ…。単純に「悪人が蔓延る江戸を変えたい」と思って官兵衛に付いてたのかな~そうだとしたら割と健気では...?
年齢設定がなくて自然と以蔵の事も【17歳】として見てしまうから、『その若さでよくこの人生を生き抜いてきたね...最後に大きな決断出来たのすごいね…』って母人格が出てこざるを得ない。
きっと何らかの形で黒影組に入り、彼なりに江戸を変えようと努力してたけれど途中から「これじゃ何も変わらない」ことに気付けたんだろうね……よく頑張ったね…
こんな具合で日々黒影組について考察を広げてました。なんなら台詞確認の為に途中でDVDを見て新たな解釈が生まれる、を繰り返してたから全然まとまらなかった。
官兵衛は絶対に闇堕ちパターンだし、以蔵は苦労人だし、半兵衛は百人斬りに強くこだわるかわい子ちゃんなんですよね
(自担フィルターも甚だしい)
それぞれのキャラクターが素晴らしいのもあるけれど、その魅力を最大限に引き出してくれているのはむめらの3人という事実もまた泣けてくる
月日を重ねるごとにきっと、【官兵衛・半兵衛・以蔵】に対する解釈も深まって進化し続ける彼らの迫力満点な演技もすごく楽しみだな~~!!と日々思ってます
そして無事、千穐楽を迎えられるように願っています◎
- めぐろさん入所10周年 -
目黒蓮さん、入所10周年おめでとうございます☽︎︎.*·̩͙
今日までアイドル・目黒蓮として
走り続けてきてくれてありがとう。
2年というタイムリミットを決めてから
持ち前の行動力で次々と夢を叶えていき、
10周年を迎えられた事をとてもめでたく思います◎
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これまで沢山温かい言葉をくれたけれど、
中でも1番と言っていいぐらい個人的に好きなのが
D.D.のメイキングで話していたこと。
『これが夢ですからね。これがやりたくてやりたくて、
9年間この日の為だけに頑張ってきたんですよ、ずっと』
真っ直ぐな瞳でこう言ってた目黒さんが物凄く印象的で、
強く胸を打たれたあの時の感覚は今でも鮮明に覚えてて…。
ド新規なので、その時はまだ目黒さんの事をよく知らなくて。
それでも、その一文だけで
目黒さんが放つ言葉の力強さ、実直で熱い人柄が
一瞬で伝わったような気がしたんです。
今思うと、その一言に大好きな目黒さんが
ぎゅっと詰め込まれてたなぁ
そんな目黒さんに出会えてからの日々は驚く程に
色鮮やかで、毎日がきらきらしていて。
" 今まで " を見てこれなかった事は沢山悔やんだけれど、いつか目黒さんが言ってくれたように私も同じ方向を向いていたいので、過去を悔やむより前を向いて、" これから " を全力で応援していこうと考えられるようになりました。
真っ直ぐで純粋で、目標を決めたら必ず叶える行動力、
辛くて大変でも「楽しい」と言えるその強さ。
そんな目黒さんが紡ぐ言葉は、いつも飛行機雲のように
白くて真っ直ぐで、抱き締められたように温かい。
出会った時、暗闇の中に一等星のように強い光が射したような感覚になって、大袈裟でもなんでもなく、それまでずっとずっと抱えていた出口の見えない悩みから救い出してくれました。
いつも幸せをくれてありがとう。
いつも輝きをくれてありがとう。
いつもファンの"存在"だけじゃなく"人生"の事、
大事にすべきことを言ってくれてありがとう。
アイドルでいてくれて、ありがとう。
いつかの雑誌で書かれていた
【君の走る道には、必ず花が咲く】
という言葉。
強くて眩しい程の意志を持って
ここまで走り続けてきてくれた目黒さんに
あまりにもぴったりで。
なのでこれから先も、その花を綺麗に
咲かせ続けるお手伝いをさせてください
今日も、明日も、明後日も
ずっとずっと大好きです
最後に改めて入所10周年おめでとうございます!
これからもたくさん笑って、たくさん幸せでいてください。
大好きな駄菓子もいっぱい買ってね!
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